CULTURE/RECOMMEND

2011.06.29

ファインダー越しの頂 / 6人のカメラマン

2008年から始まり、今年で4回目を迎えた”頂”。毎年、イベント後にはHPにて”イタダキ”の瞬間の数々がフォトギャラリーとしてアップされて来た。そして今年も。

みんな、それを眺めながら、あの日を想い返したり、自分を捜してみたり、後からいろんな事に気づいてみたり、来年の瞬間を想い描いたり、、、

ツイッターでも多くの好評ツイートが賑わいを見せている中、第1回目から変わらずのメンバーで頂を撮り続けてくれている6人のカメラマン達が、それぞれの想いを語ってくれた。


( ITADAKI CAMERA→ eico  / ラヂ  /  石川  / SEELA  /  Suw* / ショウジ)

 

「一回目からウェブ、カメラマンとして頂に関わってきました。

2008年、初めての事への挑戦で、“ホントに間に合うのか!?”という不安と“沢山の人たちがこの日を楽しみにしている”というプレッシャーに何度も挫けそうになったな…。

それから、前日の夜中徹しの会場設営は、ほんとにキツかったことをよ~く覚えています。

みんな泣きそうな顔してやってたな。(笑)」 SEELA

 

「1回目からカメラマンとして参加させてもらっている頂。

大きなフェスでの撮影は初めてで、期待と不安でいっぱだった。その頃、ライブ撮影もまだ経験も浅かった。どうやったらいいのか、どこを撮ったらいいのか、撮影しながらそんな事ばかり考えていた1回目。回を重ね事に、自分自身が楽しめば満足できる作品が撮れる事に気付いていきました。」 eico

 

中でもBOOM BOOM BASHと一番長い付き合いがあるSEELAは、本ウェブサイトも含め、HPの制作から撮影班のまとめ役としても努めてくれている。スタッフの一員でありながら一番客観的なポジションから頂を見つめ、そんな風に語る。

ライブハウスとしてのBOOM BOOM BASHがあった時代は遊ぶ方の常連だったeicoも、”頂”ではカメラマンとして参加してくれた。二人が語る様に、やはり初めての経験には不安がつきものだった。

 

今年で4回目にして初めての場所での開催となった今回。カメラマン達はファインダー越しに何を感じたのだろうか。

 

「東北で生まれ育ち、東京で生活することを決め、いつの間にか写真を撮ることが生業となり、さらにいつの頃からか、毎年静岡を訪れるようになっていました。

浜石祭りに遊びにきたことがきっかけで、第一回目の頂から撮影しています。

今年は既知のように、例年の会場の日本平から吉田公園に場所が移りましたが、勝る、劣る、ではなく、「これが頂なんだ」と思いました。」 Suw*

 

「頂には2回目から参加させてもらって、良い意味で変わらないイベントだなと思っている。日本平の会場に初めて入ったとき、広い芝生と大きな空に 『ここで音を聞けるんだ』と感動した。

今年は会場が吉田公園に変わったけど、緑と青のコントラストの中で音を楽しみ、良い笑顔が生まれる。

いつも と変わらないものがそこにあって、また来年も来ようと思わせてくれる。」 ラヂ

 

場所が変わろうとも、何回目になろうとも変わらないモノがある。そう話してくれたのは、普段は東京を中心に活動をしているSuw*とラヂ。

 

静岡でプロカメラマンとして仕事をする傍ら、心意気一つでCM撮影等にも協力してくれているショウジは会場の違いを具体的に話してくれた。

「日本平で開催された3回、あの傾斜のある芝生の、遠くからでもステージが見渡せるロケーションはみんなを虜にしたはず。ちょっとステージから離れたら静岡の街・清水の港も拝めちゃってライブの間の息抜きもバッチリ楽しめたしね。

そして今回の吉田公園。正直ちょっと不安で下見にも出かけてみたらそんな不安は一気に吹っ飛んだ。芝生も広々、公園も綺麗に整備されてたし花も咲き乱れて、ここで新しい頂が見れること思うと楽しみになっていた。(頂の時には花壇とかの方に全然行かなかったけど・・・お客さんの中にはいった人いるのかな?)休日にゆっくり過ごすのにもすごいいい場所だと思ったし。

で、当日の感想はこっちはこっちの良さがある。ステージ近いし、テント近いし、メインステージ前に池無いし(笑)。

一体感があるっていうかそんな感じ。

まぁどちらにせよ頂だぁ って感じることが出来たよねぇ。アーティストもスタッフもお客さんも「ほわっ」としてる。”しぞ~か”って雰囲気。」 ショウジ

 

形状の違いこそあるものの、やはり雰囲気は一貫した”頂らしさ”があるようだ。

 

「一面芝生、日本平とは周りの景色が違うけど海の匂いがして気持ちいい。

家族連れがたくさん居て、ペットがいる。そんな最高な空間なかなかない。」  eico

 

「”頂”なのに海のそば。潮風。魔法の様な2日間、それは毎年、毎回変わらない。キラキラの奇跡が誰にでも起こりうる。」 石川

 

そんな素敵なコメントをくれた石川も普段はプロのカメラマンだが音楽好きが功を奏して(?)頂にボランティアで参加してくれている。

 

 

逆に大きな変化があるとしたら、それは3.11以降という全体的な変化の方だろう。

 

「3.11以降沢山の人の中で何かに対して意識が変わった。

今回の頂ではアーティスト、スタッフみんな意識が高いと思った。深夜に話を聞かせてもらった原発の事、とても心に残った。 地震の事、原発の事、沢山の意見や話を聞く事ができたのはとても大きかった。今の世界に確かに音楽は必要で、この『頂』はとても深いものだと思った。」 石川


「今年は、誰もが身体のどこかに3/11の出来事を抱えて挑みました。

ステージから手を伸ばしたアーティスト。

その手をとったオーディエンス。

誰かが傍に居たら手を繋ぐことができるし、独りのときだって両手を合わせたなら、祈ることができる。

確実に写真に映るものもあれば、撮っても写らないものもある。

だけど視えない力が確かにそこにあって、わたしたちは繋がりました。

頂はラブシーン。」 Suw*

 

写真には映らない、、、目には見えない、、、

音楽自体がそうでありながら、その現場を撮り続けるカメラマン達。しかし、そこには確かに音楽によって生まれるモノが美しく写し出されている。ギャラリーにも多く見られるみんなの笑顔が、まさにそれだ。

 

突然に訪れた大災害が与えた傷は大きく深いものだが、そんな中で我々は音楽にチカラがある事を再確認した。

そのチカラこそ頂の原動力であり、それを伝えていく事が頂の役割なのかもしれない。

 

そんな頂の魅力、それを写真に残すカメラマンとしての気持ちとは。

 

「頂の魅力はやっぱり自然と人。

他のフェスと違って、フリースペースが多い。何時の間にか友達になってたり、寝てしまってたり。

音楽を聴くのはもちろん、好きな事を自由に出来る。

写真を撮ってても、話しかけてくれる人もたくさん居て、ほんとにあったかいお客さんがたくさんいる。子供から大人、フェスが初めての人もいつのまにか溶け込んでる。

そんな空間、来た事のない方達に是非一度体感してもらいたいと思います!

お客さん達の笑顔が1番!」 eico

 

「”頂”ならではの音の響きが沢山の輝きを生んでいると思う。

今年はゆったりと力を抜いて出来た。カメラクルーの人達、今年も会えたのがとても嬉しかった。大好きな仲間たち。そして、音楽。」石川

 

「毎年そうだけど、終わった後の充実感はクセになります。

終わった~!!終わっちゃった~!!おいしいビールが飲みたい!!共に頑張った仲間と乾杯したい!!みたいな。

特に、今年の頂は、達成感が大きかったです。

それだけ、頂はパワーアップしているということなんだろうと思います。

結局、“人”なんだろうな。“やってあげている”とか“やらされている”っていう感覚の人がいなくて、みんな楽しんでやっていることが、出るんだろうなと思います。それが、頂の魅力。

ファインダを覗いてて思うのは、お客さんはみんな楽しそう。

それが一番だなと思います。

ウェブデザイナーとして、カメラマンとして、第一はお客さん。

お客さんに少しでも満足してもらえるように心掛け、これからも続けていきたいと思います。」  SEELA

「回数を重ねることに成長をしているこのフェスに負けないように自分ももっともっといい写真を撮らなきゃなぁと思っています。

その写真を見て雰囲気を思い出してくれたり、また行きたいとか、ココロを動かすって言ったら大げさだけど、そんな感じを目標に頑張ります!

いつも撮影に協力して下さるみなみな様、ありがとうございます。

顔なじみのお客さんからも良く声を掛けてもらって、応援してもらい嬉しい限りです。

今後ともよろしくお願いします。

「One」そして来年の「頂」でお会いしましょう。」 ショウジ

 

「6月は『頂』から始まる。

僕にとってはそんなイベントです。

また来年も頂きます。」 ラヂ

 

6人のカメラマン達のそれぞれの想い、ファインダーの向こう側には、やはりお客さんの笑顔があるようだ。

こうして改めて見てみると、頂とはミュージシャンやスタッフだけでなく、お客さんも大きな一要素として存在している事が良く解る。

 

 

主催者は「人と人との繋がりを強く、深く感じられる場所にしたい」と頂を語る。

音楽を通して生まれる幾つものストーリーやドラマ、、、

その有り様を瞬間的に絵に残していくカメラマン達。

その1枚からまた新たなストーリーが生まれ、人、想いを繋いでいく。

続きはそれぞれの生活の中に、そして次回の頂へ。

 

 

この場を借りて改めて感謝の意を。

カメラマンのみんな、数々の素晴らしい写真を、ありがとう。

頂の大きな財産です。 本当にありがとう。

 

 

敬一

 

来年は頂5周年!カメラマン達とスペシャルでメモリアルなプロジェクトを企画中!

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ITADAKI CAMERAMANS

SEELA

Twitter : @katachigfx

facebook : Takashi Shiratori

今年のBEST SHOT


「楽しくてたまらない写真がとても好きです。」

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eico

Twitter: @eico828

facebook: Eico Chikazawa

今年のBEST SHOT


「大人も子供も楽しそうに、そして真剣に聴き込んでるあったかい1枚」

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ショウジ

Twitter : @hitograph

 

今年のBEST SHOT


「暗闇の中ミラーボールの輝きで照らされる人の波。もちろんGomaさんのが一番感動したのだけれどね。フェスとして感動したのはこっち。」

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石川 綾子

Twitter : @ayacoishi

今年のBEST SHOT

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ラヂ

Twitter : @radi_o_graph

web : RADI – 0 – GRAPH

今年のBEST SHOT

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Suw* a.k.a. SUNAO HONDA

Twitter : @Suw_chang

 

今年のBEST SHOT


「頂はラブシーン。」

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ITADAKI 2011 feel the groove MUSIC & CAMP

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