EVENT REPORT

2012.02.24

Re:2/18 Tri-Artist Session / Wonderful Melodies

2月18日、ONE×LOVE FOR THE FUTURE、ライブは東田トモヒロ、Leyona、沼澤尚の3人によるTri-Artist Session。

アコースティックギターを弾く二人のシンガーに一人のドラマー、ライブは2ステージに分けて、3人それぞれの魅力とTri Artist Sessionならではの楽しみを贅沢に味わえるショーとなった。

そして、その中で見つけた物は多くの人の心を振るわす美しいメロディーだった。

 

先ずは一人で ステージに上がった東田くんが弾き語りを始める。

『世界のかたすみで』

静かに歌い始める、まるでロードムービーを見ているかのような気にさせる唄。

「静岡からこの(3人の)ツアー、旅のスタートです」と言っていたが、僕らも今夜の音楽の旅へ出発する。

そんな気にさせるオープニング。

歌詞の中に登場するキーワード、トム・ウエイツのサンディエゴ・セレナーデとスケボーと車のタイヤと気持ちよく吹く風と東田くんの歌がクロスオーバーして景色は流れていく。メロディーに運ばれて。

そのまま次の歌は「旅だとう」「心の中のもっと奥にある扉を開いて」と歌う名曲『パレード』。センチメンタルを噛み締めながら、感情的に歌い上げるメロディー。「夢の中で眠れ友よ」「無限の荒野で漂う僕らに舞い降りたのは夕暮れ、海を眺めてた」印象的な歌詞が胸に沁みる。

「ドラム沼澤尚!」とグルーブマスターをステージに招き、テンポアップして送るのは、これもまた名曲『Stay Gold』。

リムショット(スネアドラムの角を叩く音)が軽快にリズムを刻み、旅を行く足並みも早まる。かといって上がりすぎない、大人のテンポ。

「地図に無い道を行く、僕ら旅人」

 

後半になるにつれてドラムのアタックが徐々に激しくなり、シンバルが高揚を誘う。

増した勢いそのまま、反体制のアンチソング『Mr.goverment』は電力会社の上層部へのお見舞いだ。

「Hey!! Mr.goverment!謝っちまえよ。お金に目がくらんだと。未来を売って子供を売ったツケを払いな!」

対する怒りにシャレを効かせたブルース・ロックが炸裂!

沼澤さんのドラムは敵に向けられた音のマシンガンのようだ。

 

スカッとしたところで、「もう一人踊れる仲間を紹介します。」と、レヨナもオンステージ。

こんな展開でTri-Artist Sessionはゆっくりとその魅力を振る舞い始めた。

三人での一曲目はレヨナがリードで『Thinkin’』。

二人のシンガーソングライターの歌とアコギ、そしてグルーヴマスターのドラム、

シンプルで一見ありがちな組み合わせだけど、この3人が一同にステージで繰り広げる音楽は何とも新鮮で、かといって奇抜ではなく、安心感がある、それは今までに無い新しい感覚だった。

曲間でレヨナがメンバーを紹介、「先ずはギターボーカル、レヨナ!」と自ら先陣を切った本人、「タッタタラララ、ディリリリ、、、」ハスキーなスキャットで盛り上げ、

「東田トモヒロ!」はブルースハープで応戦、歓声が巻き起こる。

「みんな、踊る準備はいい〜?」と煽りながら「グルーブマスター、ドラムス沼澤尚!!」

時に、”ピアノは打楽器だ。”という表現があるが、沼澤さんのドラムはその逆に、まるでピアノのように、メロディーを弾き出す。

ソロ回しからのサビで一気に盛り上がり、オーディエンスの、今夜に懸けた期待が一気に弾けた。

歌い、踊り、手を叩き、3人のセッションにのめり込んでいく。

レヨナが『fairyland』を、東田くんは『アゲハ』を順番に歌い、それぞれにコーラスをトリながら、スペシャルなコンビネーションが続く。

そして次の流れでこのTri-Artist Session のハイライトとも言うべき瞬間が訪れる。

グルーヴはそのまま引き連れて、低いところからゆっくりと立ち上がるあのベースラインをアコギで鳴らす。これはレヨナの名曲『Traveling man』!

サビに差し掛かる、トンネルを抜けて広がる景色を見渡す様な、一気に開ける開放感とともにレヨナの歌声が響き渡る。

そこに東田くんのコーラスが絡み出す。

徐々に、徐々に、景色が変わっていくのを感じる。

「向かい風の中呼んでる、声はそうMr. Traveling man~♪」

そこに並走するように東田くんがかぶせるコーラスは、

「Sing a song for you Baby,Tell me why you’re cryin’,,,♪」

そう、『GOOD FUTURE』のコーラスだ。

まるでDJが二つの曲をブレンドでミックスするかの様に、レヨナ、東田くんのマスターピース2曲が重なり合い繋ながれていく。

Traveling manからGood Future、輝く未来に向かって旅は続くのだ。

おお、これぞTri-Artist Sessionの醍醐味ではないだろうか!

二つのメロディーが重なり合いながら、一つのグルーヴに運ばれていく。

それぞれの曲は、二人のファンなら幾度となく聴いて来た名曲たちだろうが、こんなスペシャルなミックスを生で聴く機会はそうそうないんじゃないだろうか?

「夜を照らして、闇ふりきって、ギターひきずって、会いに来たんだ」

東田くんが歌を続ける。

「Keep on Rollin’, Just dream on baby, こっちにおいで踊らないか」

もうオーディエンスは大盛り上がりで身も心も踊っている。

ステージの3人のヴァイヴスもシンクロしきっている。

ギターとドラムのアタックが揃う度に歌声は大らかに響き渡り、来るべきピークへ向けてグルーヴを重ねていく。

そしてその度にメロディーの潔さが際立って、耳から心へ染み渡っていく。

それはそれは感動的な展開、

更に続くTri-Artist Session、

大盛り上がりで歌い終えた後に披露されたこのステージのラストソングは3人で作ったという新曲、『月と太陽』。

「今日初めて演奏します(笑」

と言いながら、始まったのは一層とフォーキーなバラードチューン。

ボーカルの二人が交互に小節を歌いながら、ドラマチックな展開でサビを迎える。

「悲しくない、離れていても目を閉じればいい、会えるんだよ、

いつも二人、出会った頃と変わりはしない、信じるもの、、、」

すっかりメロディー中毒になってしまった耳に、さらに、優しく歌いかける様な優美なメロディーに心奪われていく。

東田くんのソロから始まったこの旅も一区切り、旅は道連れ、仲間が増えて、いろんな名場面を過ぎ去り、本当にロードムービーのような、流れていく感覚に身を委ねて楽しんだ果てに、最高のエンディング。

ファーストステージで、既に、十分ってくらい、”Tri-Artist Session”を堪能させてくれた。

 

そんな素晴らしいステージングの余韻と合間のBGMを混ぜながら、日曜の夜の贅沢な宴は後半へ続いていく。

 

セカンドステージの始まりはレヨナのソロから。

「18歳の時に作った歌を」と『うた』を。

第2部も同じ様に、ソロから沼澤さんが加わり二人、そして東田くんも加わり3人という感じで、だんだん増えてくスタイルで展開されていった。

それぞれのソロも見れて、ドラムと二人のセットも見れて、更には3人でのセッションも見れて、本当に贅沢てんこ盛りなパーティーだ。

『Sweet Baby Love』、『風をあつめて』、『この世で一番好きな歌』、『HERO』などなど、二人の名曲が惜しみなく披露され、3人の感性が一つのステージ上で見事に調和しながら、これ3人のファンにとったらまるで夢の様な、そんな素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

なんか、めちゃくちゃ得した気分♪

 

本編ラストはレヨナがリードで『LOVE』。

最後は皆で大合唱、大盛り上がり!

それでも、もちょっと聴きたい!とアンコール♪

東田くんが『Still Crazy』、レヨナが最後の最後で『Melody』。

そのラストソングがこのパーティーのサブタイトルを決定付けた。

Wonderful Melodies。

最後のギターの響き、シンバルの響き、ハープの響き、オーディエンスの喝采を聴きながらその中で、この日歌われた数々のメロディーがフラッシュバックして重なり合っていく。

もうアンコールはない。

もう十分に味わった、甘い、切ない、愛しい、ピリ辛の、ハッピーな、数々のメロディーを。

お客さんもみんな大満足の大笑顔、その後の物販は大賑わいになった事は言うまでもない。

 

Gt.&Vo.東田トモヒロ、Gt.&Vo.Leyona、Dr.沼澤尚、Tri-Artist Session、素晴らしいショウをありがとう!!!!

そして遊びに来てくれた皆さんもありがとう!!

 

そしてLOVE FOR THE FUTURE、今回も東北チャリティーと言う事で、多くの方が募金やテレカ集めに協力して下さいました。

集計報告、寄付の行き先は改めてblogでお伝えしていきます。

本当にありがとうございました!

 

またこんな素晴らしい夜を共有出来る事を楽しみに、

次のパーティーへと旅立ちましょう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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