2011.09.21
「もうネタ切れ〜!」
と、汗したたる笑顔のOvallベース・シンゴくんのMCの後、やまないアンコールに応え、演奏されたのは「Shadows&Lights」。
本編後半、アップテンポに盛り上がり、完全にヒートアップしたオーディエンスには極上のランディング。
3拍子、まったりとゆっくりと、ギターとエレピの響きは永遠を感じさせながら、揺りかごのテンポで「気持ち好い、、、」を揺らす。
6月”頂”2011以来、久々の開催となったBOOM BOOM BASHプレゼンツのライブパーティー、「ONE」。その”頂”でもハイライトを演出したOvall、メンバーチェンジを経て再来となったmoLo、そして静岡の新星バンドthe Flow Tideの3バンドが静岡の音楽ファン、パーティー好き達を最高のライブグルーヴで満悦させた。

DJ NORIOTOのジャンルレスで開けた選曲で幕を開けたパーティー。
序盤からトップバッターのthe Flow Tide目当てのアンテナの高いお客さんが集まる。
7月に「RELAX」(※Kowloon、mouth on the keysが出演したイベント)でオープニングアクトを勤め、その名を広め始めた富士の3人組。またしても期待以上のプレイで既存のファンから初めて拝見する人までしっかり魅了。ピアノ、ベース、ドラム、、、ジャズで言えば基本とされるトリオ編成で、今の時代の感性〜いろんなジャンルの音楽の影響を消化していく雑多性〜で、オリジナルを生み出そうとする音遊びは、実に”今っぽさ”を感じさせる。

きっとまた新たなファンを作ったことだろう。

バンドとしても、このパーティーにしても、「これから」が実に楽しみになるナイスプレイ。
これから、まだ二バンド、moLoにOvall、時間もたっぷりある。
DJが勢いを増してBPMを上げフロアを盛り上げる。
「待ってましたー!」
一時期は活動休止がアナウンスされていたmoLoがメンバーチェンジを得て帰ってきた!
過去に何度も知名度をひっくり返して静岡のライヴファンを唸らせて来たフャンキーグルーヴ!!

インターバルごとに倍々ゲーム的に増えていくお客さん、フロアの熱も上がって来た。
あの何語か不明な不思議な響きのボーカルも、ドライなギターも、バウンシーなベースも、健在!そして新メンバーのドラムも、moLoサウンドは抜けが良くて気持ち好い!!
程よいポップネスとグイグイのファンクネス、それにロックのスリル感、、、ありそうで中々無い、One&Onlyなマッドネス!!
メキシコークやコロナが良く合うサウンドだ。もちろんテキーラも!

この時間になって来ると、常連のメンツもだいたい揃って来る。普段からそれぞれには顔を合わせている友達、知人たちだが、パーティーとなると一堂に会する特有の喜びがある。 その”感じ”は空気に伝染してフロア全体に活気をつけていく。
moLoは最後までその”パーティー感”を煽り、最高の2番手を勤めてくれた。
いよいよOvallの登場となれば、またまた来客が増え、店内は期待感で満たされていく。

ドラムロールが始まりを告げ、「Marry」からスタート!
さりげなくお洒落な感じがアーバンスタイル、ヒップホップ/ブレイクビーツのビート感と人力演奏による生のグルーヴがタイトに腰を揺らして来る。

中盤では10月にリリースを控えているニューアルバムから新曲をお披露目。
「Feverrish imagination」は、もはやOvall節となったあのコーラスとヴォーカルの間的なアンニュイな”歌”が乗ったOvallの新マスターピース。
遊び心満載でカワイイPVも話題が沸き始めている。
他新曲もリリースを楽しみにせざるをえない展開だ。
ライブ後半はmabanuaのドラムソロから「La Flamme」で一気にビートアップし、フロアの熱気もピークへ。
その後には、めくるめくる素晴らしきランディングが待っていたというのは頭で書いた通り。

人が集まる場所があり、そこに素晴らしい音楽がある。そこでは皆が好い酔い、良い笑顔。
グラスの一つや二つ割れたとしても、怪我さえなければノープロブレム。
全てはこのグルーヴのせいなのだ。バンドが放つモノ、オーディエンスが返すモノ、それをお酒やジュースで割って、光りと影の間に生まれるグルーヴに酔いしれ、心を満たし、その夜を良しとする。それがパーティー。。。
その経験を生活に、人生にどう活かすか?ってのはまた別の話、次の話。
また次のパーティーまで、皆様、健康で、健闘を祈る。
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