INTERVIEW

2010.04.16

cro-magnon

2/28 BLUE NOTE ONEの動員記録を更新したcro-magnon、 日本のみならず 世界を股にかける人力グルーヴトリオに そのルーツから今後の展開まで、風呂上がりの ゆる〜いテンションで ポわ〜っと聞いちゃいました!それでは早速cro-magnonインタヴュー突撃〜〜〜♪

cro-magnonの3人はボストンで出会ったんだよね?

Shige:そうそう、同じ大学だったんだけど、学校で知り合ったっていうよりは、オレが当時DJやってるヤツとかと3人で住んでたアパートがあったんだけど、隣に変な日本人が住んでて、なんか怪しい雰囲気でさぁ(笑)。

で、その人とツヨシが もともと知り合いで、ツヨシは日本食屋で働いてて顔は知ってたんだけど、その人を介してお互い知り合いになったんだ。それからツヨシとはずっと一緒。15年前ぐらいかな。

Tsuyoshi:すごい家だったよね。家でリハとかしてたもんね。ジャンジャカジャンジャカ、、、

Shige:で、オレは隣に住んでたんだけど、DJのヤツが居候させてくれってなって、そしたら勝手にスッゲーDJセット持ってきて、もうその家にはありえないくらいのスピーカーで!オレが家に帰ったら知らないヤツがスピーカーの前で酔っぱらってたりして(笑)

笑)タクちゃんは?

Taku:オレも同じ学校に行くようになってたんだけど、友達づてでセッションに誘われたんですよ。「友達が外でスタジオ借りて毎日セッションしてるから行こうよ!」って。でそれが2人との出会いなんだけど、セッションが凄い楽しくて、で、オレも学校やめちゃって。もともと やめようと思ってた時期だったんだけど、それがちょうど きっかけになって、バンドに専念するようになったんですよ。97、8年ぐらいにツヨシが先に日本に帰って、そっから1年間はシゲとかまぁ他にもいながらセッションとかしてて。

Shige:でタクちゃんも帰って、オレも帰って、、、で、その時はツヨシが藤沢の一軒家に住んでて、オレも実家すぐ出なきゃなって事で帰国して一週間ぐらいで そっちに居候させてもらってたんだけど、マジでコレぐらいのスペースしかなくて(ジェスチャーでアピール)!!

Tsuyoshi:1.25畳ぐらいのスペース。

Taku:とりあえず布団が敷いてあったよね。

Tsuyoshi:その家に5人住んでましたからね。ミュージシャンだけで。

Shige:楽しかったなー、あの頃も。

凄い環境で暮らして来たんですね。(笑)で、Loop Junktion?

Shige:オレが町田に戻って、Loop Junktionやって、ベースはもともと違うヤツがやってたんだけど、いろいろあって いなくなっちゃったから、ツヨシにベースやってもらたの、ギタリストなのに。そしたら それが良くて!で、ベース戻って来たんだけど、ツヨシはギターでそのまま入ってもらって やってた。そしたら、ベースがまたどっかいっちゃって、とにかく変なヤツだったの。結局ベースはボストンでもツレだったSpinna B-illとかとやってるジュンゴが入って、それで4年ぐらいやったのか。で、解散。

それは何でまた?

Shige:そんときはみんな若くて、いろいろ大変だった。個性のぶつかり合いもはげしかったし、もうギリギリすれすれのところだったし、、、

それですぐにcro-magnonに?

Shige:その時期はちょうど第一回目のnbsa+×÷をO-EASTでやろうとしてた。Loop Junktionと犬式とSOIL&PIMP SESSIONSと、copa(salvo)とかも、みんなで やろうって言って決まってたんだけど、ソイルが初めてスカパラとか出るようなデカいフェスに呼ばれて、nbsaには出れなくなって、「そりゃないでしょー!?」って時に、Loop Junktion解散しちゃって、、、!

Tsuyoshi:「オレらも出れない。」ってなって。

Shige:あの時はヤバかったよね。

Tsuyoshi:で、速攻でcro-magnon始めて、オリジナルも創りまくって。

Shige:3回目のライブがいきなりO-EASTになったんだよね(笑)それが2004、5年ぐらいか?もう何年とかわかってない(笑)

ちなみにcro-magnonの名前の由来は?

Shige:オレが勝手に付けたんだけど、、、村上龍の「愛と幻想のファシズム」が結構好きで、ボストンにいる時にもツヨシとかにゴリ押ししたりして貸したりしてたんだけど、その中に出て来るんだよね。最初はLoop Junktionの時に付けようと思ったんだけど、全然ダメで。(笑)

Taku:それで一回ライブやったんですよ。

「オレたちクロマニオン!」って。。。そしたら、みんな「ハァ??」って感じで。(笑)

Shige:で、またオレがLoop Junktionの解散の混乱に乗じて、次は「cro-magnon」で行こう!みたいな感じで。(笑)

Taku:二つ返事でそのまま決定でしたね。(笑)

Shige:まぁ名前なんて何でも良かったんだけどね。

Loop Junktionもcro-magnonも要のメンバーは3人ですよね?2つは別物ですか?それとも延長線にあるもの?

Shige:延長にはあるよね。

Tsuyoshi:根本が一緒だからね。

Shige:まぁもともと3人で曲とか作ってたし、Loop Junktionでも3人で音楽的なところを前に進めてたからね。幻のカッコいい新曲とかも いっぱいあったんだよなー!すげー好い曲4、5曲出来てて、

Tsuyoshi:次のアルバムも出そうって時に、、、まさかの解散(笑)

Shige:でもそれで良かったよね。逆にラップが無くなって、海外でもライブ出来るようになったし、ちょうどそういう活動がしたかったから、残念な事だったけど、可能性も広がったし、今思えばね。当時は大変だったけど、、、だってその当時はソニーから給料もらってやってて、なんとなく生活も出来てたけど、それが急に無くなって、一気に家賃半年ぐらい溜まっちゃって、30で一回実家帰ったもん。

でも、そこからまたnbsa+×÷しかりcro-magnonのシーンが出来て来てますよね?カヴァーアルバムなんかは大人受けも好いし、昨日のライブは若い層も沢山来てたし。

Tsuyoshi:それは嬉しい事ですよね。そこからまた新しいバンドが出て来たらまた好いし。

3人ともガキの頃から楽器やってたの??

Tsuyoshi:オレとか中学からですね。

Shige:オレも中学からだった。ハードロックが流行ってたね。

もとからドラム??

Shige:そう最初っからドラム。ギターとかはいっぱいいたけど、ドラムとかベースって誰もいなくて、当時、サッカー部の副キャプテンのジャーマンメタルマニアのヤツにベースやってって頼んで、オレがドラムやって、最初にやったのがツイステッドシスターズって人たちのコピーだった。グラムハードロックですよ。それからヘヴィーメタル一直線(笑)

妙に似合うねー。なんか想像出来るもん。

Shige:時代的にそんな感じだったんだよね。多分オレのちょっと下ぐらいからみんなDJとかやりだしてたと思うけど、オレの時代はもうロックだった。

で、ボストンにいって、その時から3人で日本でバンドやろうぜみたいなノリってあったの?

Shige:まぁ、ボストンの時からストリートでも 店でもライブをバンドとしてずっとやってたからね。当時はもう毎日スタジオでセッションしたりして、学校よりそっちの方をちゃんとやってた。一ヶ月300ドルでスタジオ借りれて、やりたい放題できたからね。

Tsuyoshi:まぁ6畳一間ぐらいのスペースだったけど機材も全部おきっぱで出来たから。

サウンド的にはPAが専属ってのは大きいですよね?
J君は何時頃から?

J:4、5年ぐらい前からですかね。

Taku:cro-magnonになって一年ぐらいから頼んで、それからずっと一緒ですね。

昨日もあーゆー状況(リハ無しでぶっつけ本番)でも最初っから外音は良く出てたもんね。

J:大変な現場はいっぱいありますからね。

Taku:Jがいるのといないのじゃ安心感が全然違うからね。

Shige:絶対いた方がいいよね。

Tsuyoshi:そこは責任持った方がいい。最終的にスピーカーから出てる音がみんな聞いてる音ですからね。そこまではちゃんと責任もちたいですよね。

でもPA専属なかなかやりたくても出来ないバンドも多いじゃない?

Taku:そうですね。やっぱりメンバーが一人増える訳だから大変だろうと思ったけど、でも音楽を中心に考えたらそれってやっぱりはずせないですからね。結構早めに声かけてましたね。

Shige:そう。スカウトしました。(笑)

J:スカウトされました。(笑)

笑)それで4、5年続いてるから、凄いよね。一緒にやってくって事は音楽だけじゃなくて、ツアーとなったら一緒に生活しながら旅して行く訳だし・・・女の取り合いとかないの!?

一同:ハハハハ!

Shige:でも女の取り合いは未だかつて一度もないよね?っていうか、結局いつもライブ後もセッションとかしてるちに女の子みんな帰っちゃうんだよね。(笑)大体そのパターンが多い。そこまでガッツ出す気もないし、、、

昨日のメンツもみんな男臭いもんね(笑)

Shige:そうそう、結局いつもと同じ顔ぶれ。

Tsuyoshi:ごく自然の流れ。(笑)

それがまた好いんだよね。あれでモテたらなんかちょっと嫌な感じだもん。

Tsuyoshi:ハハハ。(笑) 人気下がるかもね。

Shige:女の方が多いとライブでもなんか落ち着かないもん。やっぱ男が6、7割ぐらいがちょうどいい。

でも昨日のライブも女の子たくさん来てたよね?前列みんな女の子だったりして、もう手の届かないところへ行っちゃうんじゃないかって心配したよ。

Shige:いやいや全然届く。

Tsuyoshi:案の定、みんな帰っていった。

Shige:セッションでカウベル叩いてた時、すげーカワイイ子と話してたんだけど、「よっしゃ、ここでドラム叩いて、その後また話そう」とか思って、結構ノリノリでドラム叩いて戻ったら、見事に帰ってた。。。スッゲーのってたのに! やっぱオレのドラムがだめなのかなーなんて思ったりして。 永遠の課題です。(笑)

何はともあれ、もう頂でもはずせないバンドの一つになってて、今年もまず一番に声をかけさせてもらったんだけど、今回はnbsa+×÷頂SUPER SESSIONってことで、(三宅)洋平やKeyco、ソイルの面々も、みんな揃ってガッツり上げてもらおうかなって感じなんだけど、このシーンの盛り上がりも凄いよね?
そのシーンの中心にいる訳だけど、そういう自覚みたいのってあるの?

Tsuyoshi:うーん、結構自然体ですよ。みんなががんばってる中で、それを外から見たらそれがシーンなのかもしれないけど。みんな良きライバルって感じでやってる。

このままいったら間違いなく一番のシーンになるよね?だってアーティストのモチベーションが凄いし、それがそのままイベントに直結してるんだから。イベンターとしては 出てもらうアーティストのモチベーションを上げるのが一番の仕事だと思うし。ただ来てもらって演奏して帰る、それじゃ続かない。やっぱ一緒にやって楽しくないと。

Shige:そうなんだよね。それが無いと続かない。nbsaでも出演者も舞台スタッフもみんな知ってる仲で、一緒にやってる感が凄いある。逆に他のフェスとかで誰がどういう意図でオレらを呼んでるのか解らない事もあるし、それだと続いて行かない。

やっぱり顔が見える仲でやれるのがいいよね。頂に出演してもらうミュージシャンも半分ぐらいはそういう仲じゃないと心細いし、逆に言うと いてくれて本当に心強い。

Shige:わかります。もうオレたちなんか、半ば心のスタッフとしているから。「何か、手伝う事あります?」って聞くだけ聞いて、特に何もやらないけど!(笑)

Taku:nbsaって、nbsaのパーティーじゃなくても出てるアーティストで、「あれ?これnbsaじゃん。」ってことが良くある。わざわざ名乗らなくてもそう感じる事が増えてきたね。

逆に言うとnbsaのシーンのアーティストが全体的なシーンも盛り上げてると思う。

Shige:まぁ、やり始めてから年月が経って、活動して行くうちにどんどんいろんな知り合いが出来て、何回か会ってるうちに「じゃ今度一緒にやろうよ。」って感じで、わりと自然な流れなんだよね。それ以上でもないし、それ以下でもない。

BOOM BOOM BASHも元々ハコをやってたから、自然といろんなジャンルに触れるようになって、それが元にあるから頂みたいなラインナップになる。いろんなジャンルの音楽が共存してるのは わりと普通に感じるんだよね。

Shige:それがいいよ。ジャンルで音楽は聴かないし、同じのばかりだと自分が飽きちゃうから。

今はホントにいろんなフェスやイベントがいっぱいあって、その中でいずれ消えて行くモノと残って行くモノがあるんだろうけど、nbsaはずっと続いていって欲しいですね。

Shige:ずっと続くでしょ。だって勝手に自分たちでやってるだけだもん。(笑)
小さくてもやってもいいし、別にデカくやるのが目的じゃないから。

確かに、デカけりゃいいってもんじゃないしね。cro-magnon自体の今後の展開はどんな感じになりそう?

Tsuyoshi:CDも作ってライブもやって、それを続けていく!

Shige:最近また新しいのも創りたくなって来てて。オリジナルも企画モノも作って、嫌がらせのごとく送りますよ。(笑)まぁでもオリジナルは ゆっくりじっくり創りたいね。

Tsuyoshi:CD売ってもそんなに金にならないですからね。(笑)どうせなら自分たちが納得いくものをちゃんと創っていきたいですね。それが今日この頃、思うこと。

Shige:そうそう。ちょうど そういう頃合いになって来たというか。一通り活動して来て。ライブはやりつつ、じっくり制作して、納得いかないモノは入れないみたいな感じで。そういう制作の仕方でやりたいですね。

最後にnbsa+×÷春4.25と頂6.5/6に遊びに来るみんなにメッセージを!

Tsuyoshi:このフェスシーズンの始まりに、その後の夏を楽しむ為にも、nbsaも頂も楽しみましょう!

Taku:nbsaも頂も「楽しめる」ってことは一緒だから、室内と野外の違いはあるにしろ、音楽の良さ、人の暖かさ、、、言葉にならないところで伝わるものってのは一緒で、それは実際にそこへ行ってみないと解らないものだし、だから是非そこへ来て体感して欲しいですね。人から聞いた話じゃなくて、もう一緒に遊ぼうよ!って感じ。

Shige:6.5オレの誕生日!待ってました!って感じだね。(笑)もうライブ後の飲みっぷりを見て欲しい。(笑)
絶対いいよ!まぁホント、「nbsa」とか「頂」とかどうでも好いんだよね、名前とかは。ただ繋がってて、続けてて、それを証言者として見て欲しい。一緒に創り上げてくっていうスタンスだから。友達も誘った分だけスペシャルになるし、どんどん盛り上げて欲しい。お客さんも 主催者や出演者と同じテンションで好いと思うんだよね。それぐらいの気合いで遊びに来て欲しい!

今回は、ありがとうございました!頂、nbsa共に大いに盛り上げて行きましょう!

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